2014-03-17から1日間の記事一覧

地裁判決・事実認定の誤り

原審6頁 被告の主張 ア,「第1診断書に不正確な記載があった事は認める。・・・退院までに計測していない項目もあり,」虚偽診断書を自白 第1診断書とは、上下肢7級体幹障害無し身障診断書のことであるが、同診断書には計測項目が全て記載されていた。 医師…

高裁控訴状・被控訴人主張の留意点

d 被控訴人主張の留意点 体幹障害に関する被控訴人主張の変化 何故,控訴人5級主張が,被控訴人の4級主張より高い要求という,有り得ない誤認が起きたのかは,被控訴人の主張方にある。 被控訴人準備書面1と同2,陳述書を比較すると,主張内容が明らかに変わ…

高裁控訴状

○事件の要約・目次 控訴状 平成24年2月13日 札幌高等裁判所 御中 上記当事者間の函館地方裁判所・平成24年(ワ)第142号 損害賠償請求事件について,平成25年1月30日下記判決の言渡しを受け,平成25年1月31日判決正本の送達を受けたが,言い渡した判決の全部…

医者の診断所見と患者の症状が同じで、結論で医者が「治癒している」と診断したとき。

医者が診断書に自身で「脊髄損傷の後遺障害がある」と明記しながら、結論意見に脊髄損傷を治したと書いているんだから、患者がその診断に疑問を持つのは当然だろう。 最初この医者は、障害起因部位を脊髄損傷としながら、むち打ちの診断所見しか書いて居らず…

地裁病院答弁書

現在、答弁書スキャン中だが、要旨は、本人訴訟の原告が無知である事を裁判官に印象付けるために、患者の請求が違法行為に対するものか、債務不履行対するにものか、分類説明せよと言うものであった。 原告は、訴状に被告病院の違法行為を主張しているし、不…

○話し合いを完全拒否する病院の対応を象徴する事務長の対応

病院が訂正提示した診断書には、以下の診断所見記載がある。 「脊髄の損傷による運動マヒと感覚マヒの残存。 運動マヒは右側にくらべ、左側で筋力低下を認める。 感覚マヒは左前腕の温痛覚障害と両手両足指のシ ビレ残存。また頸部に痛み残存。 これらにより…

F夫婦身障者に治癒に近い状態の退院証明書

下部の転帰欄の記載が、夫婦どちらも退院時の症状が全く違うのに「治癒に近い状態」と、同じ記載になっている。 注意すべきは、脊髄損傷不治は医学常識なのに「治癒に近い状態」と、記載されていることである。 ○事件の要約・目次

F妻の軽症記載の後遺障害診断書

単にむち打ちの自覚症状を記載しているもので、保険給付対象の基準となる歩行距離や脊髄損傷のの程度記載が無く、保険給付基準になる記載が無い。 この診断書の計測項目には、下肢4級障害者診断書で病院が空欄再計測を要求した項目の数値が記載されており、…

F夫の軽症記載の後遺障害診断書

後遺障害診断書であるのに、リハビリ医が後遺障害の診察を行ったなら、保険給付対象であり当然記載した筈の胸部変形、右膝関節障害による歩行困難の記載が無い。 ○事件の要約・目次