#18 弁護士に依頼したらと簡単に言うけど

 医療裁判は、患者側の勝率が低いから嫌われると聞いてはいたが、病院が脊髄損傷の後遺症があると自ら記載した診断書という証拠があるのに、脊髄損傷を治したと病院が言っている裁判なので勝てるという自信は患者にはあった
 しかし、薬剤処方を嫌がらせで止められた体調不良の患者としては、本人訴訟より弁護士に依頼する方を選択した。
 ところが、片端から電話してみたが、医療裁判と聞くと同時にどの弁護士も、内容を聞く前に忙しくなる。
 コネのある弁護士に依頼しようとしてみたが、話したら受けざるを得なくなるためか、事務員に対応させた後、医療裁判と聞いて事務員に忙しいと応えさせて終了。
 一人マトモに話を聞いてくれた弁護士は、「これ以上話を聞けない。自分は医師会の弁護士なので法廷に立つことになるから」とのことで、これで患者の気持ちが萎え、弁護士探しは諦めた。
 病院側の依頼なら良いのだろうが、医療裁判は労多き割りに患者側からの報酬が少ないのでやってられないのだろう。
 函館の弁護士全てがそうじゃないのだろうが、ドラマに登場する弁護士はドラマの中にしかいない。