2014-03-14から1日間の記事一覧
事故患者については、函館医師会の指針で、病院の紹介状が無ければ転医出来ないという取り決めがあった。 医師法上、医師には応召義務があり、飛び込みの患者も診察する義務がある。 しかし、治療上のトラブルを避けるために、診療情報提供書の無い事故患者…
医療裁判は、患者側の勝率が低いから嫌われると聞いてはいたが、病院が脊髄損傷の後遺症があると自ら記載した診断書という証拠があるのに、脊髄損傷を治したと病院が言っている裁判なので勝てるという自信は患者にはあった しかし、薬剤処方を嫌がらせで止め…
第2項 判例が無い事の意味 脊髄損傷に関連する判例は,MRIによる画像診断が行われていない若しくはMRIの診断画像に異常が認められない場合に,患者が低度の後遺障害について,加害者や保険会社と争った事件が大半である。 MRIの診断画像に異常が認められた…
第2項 原判決が正しいと認定した第2診断書「上肢障害7級・下肢障害4級・体幹障害無し意見」判断の誤りの証拠 本事案の全ての原因は,本項にある。 原判決(地裁高裁の判断が同じなので,併せて原判決・原審と表記する。)は,第2診断書の判断(上肢障害7級・下…
患者は、病院が第2診断書の診断所見に記載している通りの体幹障害5級を、当初から一貫して主張して来た。病院が大腿骨折治癒跡の所見を記載して、下肢障害4級意見を主張しても、患者には下肢は治癒しており、障害は無いとの自覚があり、歩行障害は脊髄損傷に…
事件番番号・札幌高等裁判所・平成25年(ネ)第97号 損害賠償請求控訴事件平 成25年7月4日判決平成26年3月7日上告棄却決定により確定。 この裁判の主判決は「被控訴人が第2診断書でした判断が誤りであると認めるに足りる証拠はない。」であり、その結果地裁…