裁判中、診断書が間違ったと自覚している病院は診断書を交付する気は無いと、患者が何度も言ったのに

  裁判中、診断書が間違ったと自覚している病院は、診断書を交付する気は無いと、患者が何度も言ったのに、裁判官は患者主張を無視した。
 裁判の結果、病院は診断書については正しいという判決を得た。
 3年近く、脊髄損傷治癒の診断書が正しいと主張し続け、勝訴したのだから、病院は医師法上の診断書交付義務を果たさなければならない。
 しかし、患者が主張していた通り、現在も病院は診断書交付を拒否している。

 脊髄損傷不治は医学常識であるのに、中心性頸髄損傷という脊髄損傷の疾患名で、総合所見に脊髄損傷の後遺障害を記載し、下肢に単独障害が無い旨記載されている診断書を提出して、下肢4級の身障診断書を申請しても、行政がこれを受理する筈がない。
 こんな事が許されるなら、身体障害者支援制度は崩壊するし、身障者手帳不正申請事件が頻発することになる。
 また、後遺障害保険、自賠責保険の申請についても、脊髄損傷患者の後遺障害に下肢4級の障害が記載されている診断書で、自賠責保険を統一的に審査する保険料率機構が、この矛楯するおかしな診断書を認める筈が無い、。
 これを患者は地裁・高裁でも何度も主張したが、一切無視され、病院の脊髄損傷治癒主張が正しいと判決された。

 現実は、判決で勝訴しても、脊髄損傷治癒は医学常識に反する虚偽主張だったと病院も自覚しているから、診断書を交付出来ないのである。

 診断書が交付されなければ、保険金給付は行われないし、身体障害の申請も出来ないという患者主張を無視した裁判官らは、病院を勝訴させ、患者被害を固定化させて、病院の患者抹殺計画を支援したのであるから、裁判官を名乗って欲しくないものだ。