11-d病院による患者症状把握主張の虚偽

 SITA副院長は「SAITO医師・療法士らは、前病院の引き継ぎ事項をもちろん読み患者の状態を把握しています。患者が中心性頸髄損傷であることも認識しております。リハビリテーションで重要なのは傷病名のみならず、現実にどの部分がどの程度可動するのか、可動域制限はどの程度であるのか、日常生活がどのレベルに、筋力等を把握して、機能と能力向上へ向けてリハビリテーションを行うことにあります。入院当日には、SAITO医師が診察し、リハビリ指示を行っております。当院では、毎月リハビリ計画を作成し、これに基づく説明を患者に行っており、その都度患者から説明を納得した旨の署名を頂いております。」(SITA副院長陳述書・別紙7-6)と述べています。

 一見常識的な主張に読めるのですが、私ら患者が裁判官や検察官に訴えてきたのは、「病院は平気で嘘を吐く。しかし、事実を見れば、嘘が判るので、その事実が法律に触れるか否かで判断して欲しい。」と訴えてきました。